ごあいさつGreeting

創立者ごあいさつ

ミャンマーは、私がビジネスを通じて関係を構築してきた国ではありません。しかし、ビジネスの世界から一歩引いて、私が社会貢献をしたいと考えていたときに、ミャンマーのある方と出会い、その方の母国の発展に尽力されている姿に感銘を受けました。私の人生では、ビジネスでもプライベートでも、人との出会いを大切にしてきました。社会貢献をしたいと思わなければ、この出会いはありませんでした。それゆえ私が、はじめに社会貢献する地をミャンマーだと、暗示してくれたのだと感じています。そしてミャンマーの留学生に対して、奨学金助成事業を行うことにしました。この想いは、家内もそして家族も同意をしてくれ、長女が代表理事に就任してくれたことも、私の喜びです。
当初より介護人材の育成にも携わりたいと思っておりましたが、2023年度より念願の日本で介護福祉士を目指すミャンマーからの留学生に奨学金支援を開始することができました。 
当財団が、日本とミャンマーの発展、関係強化に大いに貢献できることを期待するとともに、その活動に対し皆様の幅広いご支援とご協力をお願いする次第です。

設立者
井内 英夫
井内 美佐子

代表理事ごあいさつ

日本政府の2008年に策定された「留学生30万人計画」では、『外国人留学生の受入れは、諸外国の人材を我が国において育成することを通じた知的国際貢献である』とされています。当財団では、このような視点と創立者の思いからミャンマーの留学生に対する奨学金支給事業を展開してきました。
近年、日本では少子高齢化が進み介護職従事者不足が深刻化しているため、外国人の方に日本で介護職に携わっていただくことが不可欠な状況となってきています。今後、財団は日本で介護福祉士を目指す留学生に奨学金助成を拡充していく予定です。奨学生が将来、日本とミャンマーの懸け橋となり、両国の発展と社会福祉に貢献できる人材となることを目指しています。引き続き皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

代表理事 井内 郁江